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キムラレポート (2016年2月版)
2015年3月期
資本金(連結) |
45,049百万円 |
自己資本比率 |
39.6% |
従業員数(連結) |
94,748人 |
連結事業構成 |
【連結事業】エンジン10、ドライブトレイン43、ブレーキ・シャシー20、ボディ18、情報関連他5、住生活関連機器他4【海外】51(2015.3) |
株式上場 |
東証1部,名証1部 |
売買単位 |
株価 |
一株益(連) |
PER(連) |
一株純資産 |
PBR(連) |
一株配当 |
配当利回 |
(株) |
1/29終値 |
16/3期(予) |
予想 |
(連)15/3 |
実績 |
16/3期(予) |
予想 |
100 |
5,050 |
332.1 |
15.2 |
4,109 |
1.23 |
100.0 |
1.98% |
※1株益は16/3期予想、1株純資産は15/3期実績、1株配当金は16/3期予想、各数値は円単位。各表示未満は4捨5入。 (連)・連結決算、(予)・予想の略
1株純利益(赤字&未発表は非表示)、1株配当金(通期配当金額、未発表は非表示)は2016年1月29日時点の会社予想
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展望
- 高技術商品でグローバル展開
- トヨタ自動車系列の自動車部品メーカー。オートマチックトランスミッション(AT、自動変速機)は専門メーカーとして世界トップクラスのシェアを継続している。2015年3月末で21の国と地域で連結子会社181社(国内66社、海外115社)、持分法適用関連会社10社を有しており、従業員数は9万4748人のグローバル企業。
15年4~9月期の連結売上高の部門別構成比率は自動車部品96.7%(内訳、エンジン関連10.1%、ドライブトレイン関連44.0%、ブレーキ及びシャシー関連19.8%、ボディ関連17.8%、情報関連他5.0%)、住生活関連機器1.4%、その他1.9%。
同期の得意先別売上高構成比率はトヨタグループ63.5%、トヨタグループ外自動車部品関連33.2%(内訳、フォルクスワーゲン&アウディ8.1%、プジョーシトロエングループ2.2%、ボルボ2.2%、BMW1.8%、三菱自動車1.8%、日産自動車1.6%、スズキ1.5%、ホンダ1.5%、GM1.2%など)、住生活&その他3.3%。
同期の所在地別売上高構成比率(カッコ内は消去を含む営業利益ベースの比率)は、日本56.2%(60.4%)、北米18.0%(10.8%)、欧州8.3%(2.3%)、アジアその他17.5%(25.4%)。国内外の有力な自動車メーカーに幅広い商品を納入しており、海外展開を一層、強化する方針だ。
事業別の主な商品群は以下の通りだ。「ドライブトレイン関連」、商用車・乗用車用オートマチックトランスミッション、乗用車用ハイブリッドトランスミッション、乗用車用CVT(無段変速機)。「エンジン関連」、エンジン冷却用電動ウォーターポンプ、可変バルブタイミング、エンジンフロントモジュール。「ボディ関連」、サンルーフ、パワースライドドアシステム、リアシートリラクゼーションシステム、パワードアロック。
「ブレーキ及びシャシー関連」、アクティブリアステアリング、エアサスペンションシステム、ディスクブレーキ、ESC(横滑り防止装置)モジュレーター。「情報関連他」、駐車支援システム、ワイドフロントモニター、カーナビゲーションシステム。「住生活関連機器その他」ベッド、ミシン、シャワートイレ、ガスヒートポンプエアコン。高技術の商品群をグローバル展開する同社に注目したい。
(北川 彰男)
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