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ジャパンマテリアル (2020年12月版)
本社所在地 |
〒510-1311 三重県三重郡菰野町永井3098−22 |
設立 |
1999年12月3日 |
ホームページ |
https://www.j-materials.jp/ |
2020年3月期
資本金(連結) |
1,317百万円 |
自己資本比率 |
78.0% |
従業員数(連結) |
1,065人 |
連結事業構成 |
【連結事業】エレクトロニクス関連95(26)、グラフィックスソリューション4(22)、太陽光発電1(37)【海外】8(2020.3) |
株式上場 |
東証1部、名証1部 |
株価 |
一株益(連) |
PER(連) |
一株純資産 |
PBR(連) |
一株配当 |
配当利回 |
年初来高値 |
年初来安値 |
11/30終値 |
21/3期(予) |
予想 |
(連)20/3 |
実績 |
21/3期(予) |
予想 |
|
|
1,451 |
56.5 |
25.7 |
264 |
5.49 |
15.0 |
1.03% |
1,923 |
1,023 |
※1株純利益(予想)・1株配当金(予想)は会社側未発表のため非表示。各表示未満は4捨5入。 (連)・連結決算、(予)・予想の略
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展望
- 先端工場のライフラインを支える
- 鈴鹿山脈御在所岳の麓、菰野町に本社を置く同社は、1997年に設立、11年に東証・名証2部に上場、13年に1部に昇格した。
同社は、半導体・液晶工場のライフラインを支える技術者集団である。半導体や液晶の生産工程に不可欠なガス・超純水・薬品・電力・空調等の供給管理サービスを展開、顧客の特殊設備を適切・安全に利用できるよう稼働・維持管理サービスを一貫して請け負う。また、グラフィックボード類の国内電子・電機機器メーカーへの企画・販売も行っている。
エレクトロニクス関連では、半導体及び液晶関連工場向け特殊ガスを中心に、超純水・薬品等の供給等のインフラ事業や、特殊ガス販売、配管の設計施工、装置の製造及びメンテナンス、管理業務と、一貫して行う「TGM(トータルガスマネジメント)」を提供するのが同社の特徴である。その他、真空ポンプのメンテナンスサービス・中古販売、各種薬品の管理・運搬等を行うTCM(トータルケミカルマネジメント)や、超純水プラント運転管理請負業務及びメンテナンスの技術サービスを行うTWM(トータルウォーターマネジメント)も展開する。
グラフィックス関連では、グラフィックボード・I/Oボード等のパソコン部品、デジタルサイネージ機器、放送・映像分野の応用システムの輸入販売、用途開発、保守サポートを手がけ、3次元CADデータの変換・高精度計測・図面化等を実現するツールの開発・販売等も行っている。
20年第二四半期部門別売上高構成比は、エレクトロニクス関連96.0%、グラフィックスソリューション3.3%、太陽光発電0.7%であった。
主力のエレクトロニクス関連は、顧客の半導体工場の生産拡大で、オペレーション部門(特殊ガス販売管理、技術サービス等)、メンテナンス部門が堅調に推移した。今後は、既存事業の拡大を中心に、トータルファシリティマネジメント(TFM)や装置メンテナンスサービスでシェア拡大を目指す。
同社は、21年中の竣工予定で本社工場隣に、半導体製造装置のメンテナンス工場を新設、工場規模を拡大し、大手顧客の半導体需要増加に備える。
同社の特殊ガスを主軸としたトータルマネジメント事業の拡大に注目したい。
(戸谷 慈伸)
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