三英傑シリーズ

ホーム三英傑シリーズ前版 > 2017年5月版

「三英傑シリーズ」

信長コース 注目ポイント
(1928)積水ハウス 国際事業を17/1期・1821億円から20/1期・4000億円に拡大する方針。米国で宅地造成・賃貸住宅等を展開。ロボット導入、工場生産部材増加等で人手不足に対応、プレハブ住宅のコスト競争力拡充。傘下の鴻池組と都市開発事業等推進、相乗効果目指す。太陽光発電装置等活用、ゼロエネルギー住宅拡販。
(4902)コニカミノルタ 16/4-12期部門別売上構成比、情報機器事業80.4%、ヘルスケア事業9.1%、産業用材料・機器事業9.4%等。16/3期地域別売上比率、日本19.4%、米国25.9%、欧州31.0%、アジア15.3%等。監視カメラ、ディスプレー検査装置等の各企業買収。ヘルスケアやセキュリティーなどITシステムの一元管理の分野を開拓する方針。
(6762)TDK 17/3期は海外子会社(高周波部品事業)の売却益を約1490億円計上(一時的利益押上げ要因)。今後はセンサー(外部環境を認識するための部品)やアクチュエータ(駆動装置)、電池関連事業等の拡充目指す。電子制御が進む自動車、IoT(モノのインターネット)、AI(人工知能)の分野でセンサー等の電子部品需要を開拓。
(8031)三井物産 16/3期評価性損約3500億円(チリ銅、豪州石炭・LNG等)、同期純損失834億円。17/3期予想純利益3000億円。同部門別構成比(調整・消去除く)、金属資源39.1%、機械・インフラ18.8%、エネルギー8.7%、生活産業5.8%等。資源価格上昇は業績回復寄与。鉄鉱石・銅等の持分権益生産量拡大目指す。
(9101)日本郵船 海陸空に展開。16/4-12期連結売上高事業別構成比(調整額除く)、定期船29.2%、航空運送4.1%、物流23.3%、不定期専用船35.7%、不動産業0.5%等。16/4-9期にコンテナ船・ドライバルカー(ばら積み船)・貨物航空機で約2000億円の減損損失・契約損失引当金計上。リストラ推進、収益力強化図る。

PAGE TOP

秀吉コース 注目ポイント
(1802)大林組 ビル管理サービス拡充推進(空調機器等異常をセンサー検知、3次元把握システム)。16/4~12期はオフィスビル等再開発需要好調、工事利益率改善。16/3期連結地域別売上構成比、日本76.8%、海外23.2%(北米15.3%、アジア7.5%等)。老朽インフラ更新需要は継続の見通し。事業多様化・海外比率拡大が2大方針。
(4188)三菱ケミカルホールディングス 三菱化学・三菱樹脂・三菱レイヨンが4月統合、新会社海外拠点200以上、材料・加工技術、研究開発、販売網融合推進。16/4-12期部門別売上構成比、ケミカルズ29.1%(基礎石化製品、産業ガス)、デザインド・マテリアルズ24.3%(電池材料、複合材)、ポリマーズ21.0%(合成樹脂)、ヘルスケア16.9%(医薬品、診断薬品)。
(4901)富士フイルムホールディングス 16/4-12期部門別売上構成比、イメージング事業(デジタルカメラ、チェキ)15.1%、インフォメーション事業(医療機器、医薬品)38.6%、ドキュメント事業(複合機)46.3%。15/5高品質iPS細胞安定大量生産の米企業買収、17/4和光純薬(細胞が必要な栄養分となる培地等事業展開)子会社化。再生医療、医薬品分野を拡充。
(6326)クボタ 農業機械、鋳鉄管(上下水道等使用)国内首位。東南アジアで稲作用農機伸長。水道インフラ更新需要が20年代半ば現在比約2倍増の予想も。NTTと無人運転農機(田植機・トラクター等)等開発で提携。18年メド、農作業支援システム稼働の計画、東南アジア等でも販売へ。米国で農業機械・建設機械生産拡大。
(6902)デンソー 16/4-12期得意先別売上構成比、トヨタG45.9%(トヨタ自動車42.7%等)、トヨタG外43.6%(ホンダ7.5%、FCA4.6%、GM3.7%、フォード3.2%等)など。多様な機器をネットで繋ぐIoTを国内外工場で導入へ。自動運転使用のミリ波レーダ(電波を利用して対象物把握)、画像センサ(識別性能保有)の高性能化推進。

PAGE TOP

家康コース 注目ポイント
(5020)JXTGホールディングス 17/4、JXHDと東燃ゼネラル石油が経営統合、国内ガソリン販売シェア50%超、製造・購買等部門のコスト低減、原油処理能力削減、合理化と効率化で相乗効果目指す。資源開発は案件を絞り込みへ。ベトナムの国営石油会社に出資、エネルギー需要が増加する東南アジア等で石油精製・販売事業を拡充する方針。
(7267)ホンダ 16/4-12期仕向地別売上構成、北米55.0%、アジア21.9%、日本12.8%、欧州4.3%等。同期事業別売上構成、4輪72.3%、2輪12.3%、金融サービス13.3%等。小型ビジネスジェット機増産目指す。装着者歩行能力引出し理想的歩き方に誘導する歩行アシスト製品(ASIMOの2足歩行技術等基盤)拡販。
(7751)キヤノン 15年、監視カメラ世界シェア約14%のアクシス(買収金額概算3000億円)。16年、コンピューター断層撮影装置・CT世界シェア約19%の東芝メディカルシステムズ(同6600億円)を買収。14年・ロボットの目となる3次元マシンビジョンセンサー製品化、ロボット外販視野。医療支援ロボットの製品化目指す。16/12期1株配当金150円。
(8053)住友商事 アジア等で鉄道・通信・水道運営等のインフラ事業拡充へ。20/3期創立100周年に向けて業績拡大目指す。16/3期は資源価格下落等で1951億円減損計上、同期連結純利益745億円。17/3期予想連結純利益1300億円。テレビ通販、輸送機リース、食品、海外発電事業等堅調。北米鋼管事業の回復に期待。
(8316)三井住友フィナンシャルグループ 16/12末(連結)、不良債権比率0.99%(13/3末2.27%)。三井住友銀行単体・貸出金残高(16/12末概算)75.4兆円(国内店54.0兆円、海外店等21.3兆円)。インドネシアでモバイル金融サービス展開。航空機リース、米貨車リース事業等の多角化拡充。フィンテック(IT・金融を融合したサービス・事業)活用の金融サービス提供。

PAGE TOP

  • 日本証券協会特設サイトNISA(ニーサ)
  • 証券取引等監視委員会 情報提供窓口
  • 注意喚起
木村証券株式会社

※「顔の見える証券会社」は木村証券株式会社により商標登録(【商標登録番号】 第4638528号 )されています。
金融商品取引業者 登録番号:東海財務局長(金商)第6号 加入協会:日本証券業協会