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2017年4月版
「三英傑シリーズ」
信長コース |
注目ポイント |
(1812)鹿島 |
防災・減災意識の高まりで土木需要堅調。首都圏中心の大型再開発案件、リニア中央新幹線向け工事など手持ち受注残増加、工事採算改善が進む。人件費上昇に対応、省人化ロボット導入、建物の一部を工場でつくるユニット化等推進。海外売上高比率を長期的に40~50%(現在20%程)に高める方針。 |
(4902)コニカミノルタ |
16/4-12期部門別売上構成比、情報機器事業80.4%、ヘルスケア事業9.1%、産業用材料・機器事業9.4%等。16/3期地域別売上比率、日本19.4%、米国25.9%、欧州31.0%、アジア15.3%等。15年ディスプレー検査装置・米ラディアントビジョンシステムズ、16年監視カメラ・独モボティックス等買収。M&A(合併・買収)推進。 |
(5233)太平洋セメント |
国内セメント首位。17年度セメント協会需要予測、国内は東京五輪関連工事増で前年度比3.1%増、輸出はアジア諸国等堅調で同1.7%増。17/3期予想部門別売上構成比(内部消去除く)、セメント国内44.4%、海外子会社20.2%、資源8.8%、環境9.0%等。米国にセメント工場3拠点保有、インフラ投資拡大に期待。 |
(5703)日軽金ホールディングス |
アルミ総合メーカー。16/4-12期部門別連結売上構成比、アルミナ・化成品・地金22.8%、板・押出製品21.8%、加工製品・関連事業33.7%、箔・粉末製品21.7%。アルミは銅の30%程の比重、価格は約40%。軽量・安価なアルミを使用する製品開発が自動車業界(燃費改善等の効果)等で一層、進展の見通し。 |
(8058)三菱商事 |
16/3期連結純損失1494億円、金属(チリ銅、豪州鉄鉱石等)-3170億円、エネルギー(西豪州LNG、アジア・北米等原油・ガス)-680億円等で合計4260億円損失計上。17/3期予想純利益4400億円、原料炭・LNG価格堅調、業績回復寄与。17/2、ローソン子会社化。資源資産入替推進、競争力強化を図る方針。 |
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秀吉コース |
注目ポイント |
(4188)三菱ケミカルホールディングス |
4月予定の3子会社(三菱化学・三菱樹脂・三菱レイヨン)の統合効果推進。16/4-12期部門別売上構成比、ケミカルズ29.1%(基礎石化製品、合成繊維原料、産業ガス)、デザインド・マテリアルズ24.3%(電池材料、複合材)、ポリマーズ21.0%(合成樹脂)、ヘルスケア16.9%(医薬品、診断薬品)。炭素繊維等の素材分野拡充。 |
(4901)富士フイルムホールディングス |
16/4-12期部門別売上構成比、イメージング事業(デジタルカメラ、即席カメラ・チェキ)15.1%、インフォメーション事業(医療機器、医薬品、化粧品)38.6%、ドキュメント事業(複合機)46.3%。15/5高品質iPS細胞を安定大量生産する米企業買収、17/4和光純薬(細胞が必要とする栄養分となる培地等事業展開)子会社化へ。 |
(6326)クボタ |
農業機械、鋳鉄管(上下水道等使用)国内首位。東南アジアで稲作用農機が伸びる。水道インフラ更新需要が20年代半ば年1兆円超(現在比約2倍)の予想も。NTTと無人運転農機(田植機・トラクター等)など次世代農機開発で提携。18年メド、農作業支援ITシステム稼働の計画、東南アジア等でも販売する方針。 |
(6902)デンソー |
自動運転使用のミリ波レーダ・画像センサの高性能化推進。16/4-12期得意先別売上構成比、トヨタG45.9%(トヨタ自動車42.7%等)、トヨタG外43.6%(ホンダ7.5%、FCA4.6%、GM3.7%、フォード3.2%等)など。多様な機器をネットで繋ぐIoTを国内外工場で導入、生産効率・コスト競争力・品質の向上図る方針。 |
(8750)第一生命ホールディングス |
17/3期予想純利益1970億円に対して、16/4-12期の進捗率93%。傘下の第一生命は一時払い商品の販売抑制、第一フロンティア生命は円建・外貨建商品販売不振で業績苦戦。第3分野(医療・介護保険等)堅調。海外保険事業(米プロテクティブ・豪TAL)は金融環境好転で運用収支改善、業績拡大の予想。 |
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家康コース |
注目ポイント |
(5020)JXTGホールディングス |
17/1-3期前提条件、1米ドル=110円、原油1バレル=50ドル(ドバイスポット)、銅価1ポンド=250セント。17/4、JXHDと東燃ゼネラル石油が経営統合へ、国内ガソリン販売シェア50%超、製造・購買等部門のコスト低減、原油処理能力削減。ガソリン販売は需要好調なベトナム等・アジア地域で拡大方針、海外事業育成推進。 |
(5108)ブリヂストン |
売上高等世界首位のタイヤメーカー。16/12期は建設・鉱山車両用タイヤ前年並み、乗用車・小型トラック用タイヤ堅調。パンクでも一定距離走行可能なランフラットタイヤ、低燃費タイヤ等の高付加価値品好調。17/12期予想市場別営業利益構成比、日本29.5%、米州51.4%、中国・アジア大洋州15.1%等。主力の米州事業強化。 |
(7751)キヤノン |
14年・ロボットの目となる3次元マシンビジョンセンサー製品化、ロボット外販視野。15年・監視カメラ市場最大手アクシス(世界シェア20%強)買収。16/12、東芝メディカルシステムズ(コンピューター断層撮影装置・CT世界シェア約24%)買収手続き完了、医療分野拡充目指す。医療支援ロボットの製品化推進。16/12期1株配当金150円。 |
(8053)住友商事 |
16/3期は資源価格下落等で1951億円減損損失計上、同期連結純利益745億円。17/3期予想連結純利益1300億円。テレビ通販、輸送機リース、食品、不動産事業等の非資源分野伸長、海外発電事業堅調。20/3期創立100周年、業績拡大推進。アジアで鉄道・通信等のインフラ関連事業を拡充する方針。 |
(8316)三井住友フィナンシャルグループ |
16/12末(連結)、不良債権比率0.99%(13/3末2.27%)。三井住友銀行単体・貸出金残高(16/12末概算)75.4兆円(国内店54.0兆円、海外店等21.3兆円)。インドネシアでモバイル金融サービス展開。リース事業等多角化拡充。フィンテック(ITを使った金融サービス・事業)活用、低コストの金融サービス提供。経費削減推進。 |
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