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2016年3月版
「三英傑シリーズ」
| 信長コース |
注目ポイント |
| (4208)宇部興産 |
15/4－12期部門別連結営業利益構成比(調整額除く)､化学29.9%､医薬1.7%､建設資材49.4%､機械･金属成形8.0%､エネルギー･環境8.3%等｡セメント･生コン製品等の建設資材部門はエネルギーコスト低下効果で堅調続く｡リチウムイオン電池材料のセパレーター(絶縁材)はエコカー等車載用途向け注力､年産能力増推進｡ |
| (6471)日本精工 |
国内ベアリング(軸受け)最大手｡15/4－12期部門別連結売上構成比(調整額除く)､産業機械(工作機械･スマートフォン製造装置･家電等用軸受け)26.3%､自動車(軸受け､電動パワーステアリング等)68.5%等｡産業機械は中国景気減速で停滞､風力発電･鉄道向け軸受け堅調｡北米で自動車用軸受け販売伸長｡ |
| (7272)ヤマハ発動機 |
北米でマリン事業(ボート･船外機等)が好調､2輪車販売も堅調｡15/12期連結売上高構成比､2輪車62.9%､マリン18.8%､特機10.0%､産業用機械･ロボット3.0%､その他5.3%｡同期地域別売上構成比､日本10.3%､北米22.1%､欧州12.5%､アジア41.9%､その他13.2%｡4輪車開発等で成長戦略投資増｡ |
| (8035)東京エレクトロン |
半導体製造前工程(シリコンウエハーに電子回路形成)の使用装置(エッチング､成膜､洗浄等)で世界有数の高シェア｡スマートフォンの機能高度化で電子回路の微細化進展､最先端装置発注が増加の予想｡研究開発費増額､経営資源集中の方針｡15/10､部品交換･保守点検の専門部署をスタート､安定需要確保を目指す｡ |
| (8601)大和証券G本社 |
15/4－12期末､預かり資産残高54.5兆円､ラップ口座契約資産残高1.58兆円･同契約件数11.7万件､大和ネクスト銀行預金残高3.3兆円(111.2万口座)｡アジアで富裕層ビジネス展開へ｡ラップ(投資一任運用)口座が拡大､商品拡充目指す｡相続コンサルタント育成､外部との連携強化､同関連ビジネス拡充の方針｡ |
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| 秀吉コース |
注目ポイント |
| (1820)西松建設 |
15/4－12期(単体)事業別売上構成比､国内建築54.2%､国内土木32.9%､海外10.1%､不動産等2.8%｡同期受注高は土木事業が前年同期の国内外大型工事受注の影響で減少､建設事業は商業施設･物流施設等中心に増加｡東京五輪･再開発等で需要堅調､原材料費低下で国内工事採算改善｡ |
| (3402)東レ |
炭素繊維(鉄の1/4の重さ､10倍の強度)世界シェア30%超｡米ボーイングから炭素繊維複合材１兆円分受注(14年～､10年以上供給)｡炭素繊維世界需要は15年約6万トンが20年約14万トンの予想､航空機･風力発電の羽根､圧縮天然ガスタンク向けなど用途拡大｡自動車エアバック･紙おむつ向け繊維堅調｡ |
| (6988)日東電工 |
液晶パネル用偏光板で世界トップシェア｡スマートフォンやタブレットのタッチパネルに貼り付ける透明導電性フィルムで強み､一段と薄型にした高付加価値のフィルム堅調｡自動車･航空機等向け製品や医薬品等開発推進｡自動車向けで部品の接合部分等で使用の工業用テープ需要増加｡水処理膜や医療関連の事業展開｡ |
| (7203)トヨタ自動車 |
2015年暦年グループ世界販売台数1015.1万台､4年連続世界首位｡16年の同販売台数1011.4万台の計画｡昨年12月､ハイブリッド車｢プリウス｣新型車(走行性能､低燃費等で優位性)を日本市場投入､販売好調が続く｡車台･部品共通化や開発期間短縮等でｺｽﾄ削減推進｡人工知能研究を本格化の方針｡ |
| (7751)キヤノン |
15/12期部門別連結売上高構成比(消去除く)､オフィス(複合機､プリンター等)54.1%､イメージングシステム(デジタルカメラ等)32.4%､産業機器他(半導体露光装置等)13.5%｡同期海外売上高比率81.2%｡15/5､ネットワークカメラ世界最大手･アクシス社買収完了(買付価格､約3300億円)､高画素･画像解析の技術開発推進｡ |
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| 家康コース |
注目ポイント |
| (1928)積水ハウス |
環境配慮型住宅､サービス付き高齢者向け住宅等の拡販注力｡製造工場でロボット導入､コスト削減推進｡中国･不動産物件は長期的視点で回復に期待｡中期経営計画(17/1期最終年度)､総還元性向60%の方針｡米国､豪州､シンガポールで住宅等事業好調｡鴻池組と資本･業務提携､都市開発等で協業推進｡ |
| (4502)武田薬品工業 |
今年4月以降､後発薬世界最大手と日本で合弁会社設立予定｡がん･消化器･中枢神経､3分野の新薬開発に重点投資へ｡再生医療の治療法､創薬研究開発推進｡15/4－12期､潰瘍性大腸炎･クローン病治療剤｢エンティビオ｣､多発性骨髄腫治療剤｢ベルケイド｣､逆流性食道炎治療剤｢デクスラント｣等の売上伸長｡ |
| (7201)日産自動車 |
航続距離280㎞に伸長のEV･リーフ発売｡20年までにルノー･日産アライアンスは自動運転技術を10モデル以上採用へ｡15/4－12期世界販売台数(カッコ内､同社調べシェア)389.1万台(6.1%)､国･地域別､日本38.3万台(11.0%)､中国(1～9月)85.9万台(5.2%)､米国111.7万台(8.3%)､メキシコ26.7万台(25.6%)等｡ |
| (8031)三井物産 |
16/3期予想連結純利益構成比､機械･インフラ26.3%､エネルギー25.3%､化学品10.0%､次世代･機能推進9.5%､金属資源5.8%､生活産業－7.4%､海外26.9%等｡15/3期以降に米国シェールガス･オイル､チリ銅鉱山､オマーン原油開発､ブラジル農産物集荷販売子会社等で損失計上｡四半期毎に減損厳正チェック実施｡ |
| (8316)三井住友ＦＧ |
15/12期末(連結)､その他有価証券評価益2兆3867億円(12/3期末4750億円)､不良債権比率1.13%(同2.59%)｡三井住友銀行単体･貸出金残高(15/12末)70.2兆円(国内店49.6兆円､海外店等20.6兆円)｡アジア重視の戦略推進､出資･提携等で浸透注力｡子会社のリース企業でリース総資産拡大へ｡ |
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