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2014年11月版
「三英傑シリーズ」
信長コース |
注目ポイント |
(4901)富士フイルムHD |
アジア等で事務機事業堅調。内視鏡・X線画像診断装置・超音波診断装置等の医療機器販売が伸びる。医薬品分野は08年に富山化学工業を買収後本格参入。インフルエンサ゛治療薬「アビガン」拡販、エボラ出血熱への効果にも期待。化粧品分野は既存技術応用、06年より参入。インスタントカメラ「チェキ」販売好調。 |
(6594)日本電産 |
世界No.1の総合モーターメーカー目指す。16/3期売上目標(カッコ内は14/3期実績)1.2兆円(8751億円)、内訳は精密小型モーター4000億円(3625億円)、車載3000億円(1152億円)、家電・商業・産業用3000億円(2300億円)、他2000億円(1674億円)。自動運転向け等引き合い拡大、車載分野等好調継続。 |
(6981)村田製作所 |
世界的な電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサー(電気を蓄積・放出する機能)や表面弾性波(周波数をより分ける機能)等で優位性。無線通信機器の小型化・薄型化等に対応した多様な製品群保有。米アップル・北京小米科技(シャオミ)等のスマートフォン向けの電子部品や自動車用安全関連のセンサー部品が伸びる。 |
(7203)トヨタ自動車 |
グループ世界自動車販売台数(14/1~9月)、761.5万台で世界首位。北米市場で高級車ブランド「レクサス」、中型セダン「カムリ」等好調。車台・部品共通化等で効率的自動車生産推進。14年度内、燃料電池自動車を国内販売開始予定。18年メド、国内販売のほぼ全車種で衝突回避システム(自動ブレーキ等)導入計画。 |
(8604)野村ホールディングス |
14/9末営業部門顧客資産残高99.3兆円(14/3末・91.7兆円、12/3末・72.0兆円)。今年5月、中国(上海自由貿易試験区)での合弁契約締結発表。シンガポール・香港で推進する富裕層ビジネスを中国でも展開。6月、タイ・リテール向け証券会社を連結子会社化。20/3期・1株利益100円(14/3期55.81円)目標。 |
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秀吉コース |
注目ポイント |
(4005)住友化学 |
14/4~6期営業利益構成比(調整前)、基礎化学(合成繊維原料等)-13.9%、石油化学(合成樹脂・ゴム等)9.2%、情報電子化学(液晶、タッチパネル等)37.0%、健康・農業関連(農薬、各種殺虫剤等)24.8%、医薬品42.9%。米モンサント社と協力関係構築、除草剤等拡販。石油化学は高機能品拡充推進。 |
(6506)安川電機 |
14/3期売上構成比、モーションコントロール(サーボモーター、インバータ等)44%、ロボット(溶接・塗装、半導体製造装置、食品・医薬品用途向け等)34%、システムエンジニアリング10%等。サーボモーターは工作機械等の位置制御、インバータはモーターの回転数制御(空調・エレベータ等搭載)に使用。ロボットは自動車以外の分野でも拡販目指す。 |
(7011)三菱重工業 |
14/4~6期営業利益構成比、エネルギーー・環境(火力事業統合効果で好調)38%、交通・輸送(民間航空機・LNG船等受注堅調)11%、防衛・宇宙(宇宙分野売上増加)8%、機械・設備システム(中国・欧州向け空調機、ターボチャージャー等が大幅増加)42%等。国産小型旅客機・MRJは17/4~6月、初号機納入予定。 |
(8002)丸紅 |
13/7、米ガビロンを27億ドルで買収、穀物取扱拡大推進。独立系発電事業は海外での出資比率に応じた持分容量1000万キロワット超。14/4~6期純利益構成比(調整前)、食料14.5%、エネルギー13.6%、金属7.9%、輸送機9.7%、電力・インフラ17.0%、情報・金融・不動産6.7%、海外支店・現地法人20.8%等。 |
(9062)日本通運 |
総合物流企業。14/4~6期売上構成比、運送75.9%(複合事業39.5%、警備輸送3.0%、重量品建設2.8%、航空9.7%、海運5.9%、米州3.4%、欧州4.1%、東アジア4.7%、南アジア・オセアニア2.8%)、販売19.3%、その他4.8%。人手不足による人件費等のコスト高に対応、トラック正規運賃の引き上げ目指す。 |
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家康コース |
注目ポイント |
(4523)エーザイ |
アルツハイマー型認知症治療薬「アリセプト」等が特許切れで今期売上高は減少の見通し。抗がん剤「ハラヴェン」、関節リウマチ治療薬「ヒュミラ」、肥満症治療剤等は好調。中国で末梢性神経障害治療剤「メチコバール」大幅増加。肥満症治療薬・てんかん治療薬・乳がん治療薬・甲状腺がん治療薬等分野で新薬開発注力。 |
(5020)JXホールディングス |
14/4~6期経常利益148.5億円、内訳はエネルギー(石油製品・石油化学製品)-243.45億円、石油・天然ガス開発200.2億円、金属97.41億円、その他73.57億円(道路工事・舗装工事等)等。チリ・カセロネス銅鉱山、パプアニューギニア・LNG(液化天然ガス)、北海油田等の海外権益事業が今来期で利益貢献予想。 |
(7752)リコー |
ITサービス事業拡大、ヘルスケア等にも展開。14/4~6期売上構成比、画像&ソリューション(複合機、企業内印刷・商用印刷、ITサービス等)89.4%、産業(光学機器・電装ユニット等)5.2%、他(デジタルカメラ等)5.4%。約200の国・地域で事業展開。同期海外売上比率61.0%(米州28.0%、欧州・中東・アフリカ24.3%、他8.7%)。 |
(8031)三井物産 |
鉄鉱石資源権益は低価格時に取得、コスト競争力で強み。開発コストの一層の削減に注力。14/4~6期純利益構成比(調整等前)、鉄鋼製品1%、金属資源30%、機械・インフラ9%、化学品2%、エネルギー44%、アジア・大洋州(海外店実績)8%等。今年2月、初の自社株買い(500億円)実施、配当性向30%の方針。 |
(8306)三菱UFJ.FG |
14/6末、貸出金に占める海外貸出(海外支店・子会社)比率33.1%(11/3末20.5%)。同月末その他有価証券(時価あり)評価益2兆3426億円(内訳、国内株式1兆8167億円、国債1763億円、外国債券955億円等)、国内法人貸出41兆6434億円(14/3末比、3305億円増)。海外事業は現地化推進。 |
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