ホーム >
三英傑シリーズ >
前版 >
2014年4月版
「三英傑シリーズ」
信長コース |
注目ポイント |
(1893)五洋建設 |
海洋土木最大手。20年の東京五輪開催決定で公共事業等拡大、港湾工事等の採算好転が業績押上げに寄与。液化天然ガス基地整備で護岸工事の受注増目指す。シンガポール等で豊富な受注実績、継続的伸びが見込める東南アジアの港湾整備や鉄道建設、工業団地の土地造成等の需要開拓推進。 |
(6383)ダイフク |
保管・搬送・仕分け等で生産ラインや物流を効率的に動かすマテリアル・ハンドリングシステムで世界有数の企業。インターネット通販事業者のサービス拡大で物流機能の高度化進展等の恩恵享受。海外売上高比率13/3期・52%を17/3期・60%に拡大目標。新興国等の製造・物流現場の自動化ニーズ需要開拓に注力。 |
(6902)デンソー |
エアコンやラジエーター等に展開する世界有数の自動車部品メーカー。ハイブリッド車向け部品、省エネ部品で強み。13/4-12期連結売上高の得意先別内訳、トヨタグループ49.2%、トヨタG以外41.2%(ホンダ7.0%、GM2.9%、現代・起亜2.8%、スズキ2.4%、フォード2.4%、クライスラー2.1%、マツダ2.1%等)、市販・新事業9.6%。 |
(8031)三井物産 |
海外からの配当金、持分法投資利益増加、鉄鋼製品、化学品、機械・インフラ等の非資源分野好調、エネルギー堅調、14/3期純利益は増益予想。減損判定は市況動向に応じて毎四半期実施、13/4-9期にチリ・カセロネス銅鉱山開発の投資評価損141億円計上。自社株買いを継続的に検討、株主配分強化へ。 |
(9984)ソフトバンク |
企業買収等の積極的な事業展開で急成長実現。グループで約37%出資のアリババ集団(中国電子商取引最大手)が、3月に米国で上場準備開始と発表。13/4-12期連結営業利益9242億円(前年同期比46%増)。買収した米携帯電話大手スプリントの13/10-12期は営業赤字、米事業立て直し摸索。 |
PAGE TOP
秀吉コース |
注目ポイント |
(3382)セブン&アイ・HD |
セブン-イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、そごう・西武、セブン銀行等を展開する総合流通グループ。中核となるコンビニエンスストア事業好調。プライベートブランド商品が伸びる。女性の社会進出の増加や高齢化が進展、顧客ニーズの先取りで主婦・シニア層の顧客拡大、売り上げの増加が継続。M&A(合併・買収)を推進。 |
(3402)東レ |
17/3期営業利益1800億円(今期予想1100億円)、ROE10%(同8%)の各目標。米ボーイング旅客機B787等の航空機用途・米シェールガス輸送等使用の圧縮天然ガスタンク向け炭素繊維、機能性繊維・衣料品の需要好調、両事業等の成長分野で生産能力増強へ。海水淡水化用等の逆浸透膜世界大手。 |
(6501)日立製作所 |
13/4-12期連結売上高地域別構成比、日本54%、海外46%(中国11%、同国以外のアジア11%、北米10%、欧州8%、他6%)。16/3期最終年度の中期経営計画で売上高営業利益率7%超(14/3期予想5.4%)目標、17/3期スタートの次期中計はサービス分野拡充、営業利益率10%以上を目指す見通し。 |
(7751)キヤノン |
15年までに国内生産比率を50%(現状42%)に引き上げる方針。高配当と高水準の自社株式取得で株主還元策推進。コンパクトカメラ販売低迷、レンズ交換式カメラ拡販注力。カラー複合機等の事務機事業好調。15年、新型露光装置(半導体ウエハーに回路を焼き付ける機能)発売へ、同装置事業の回復目指す。 |
(8088)岩谷産業 |
液化石油ガス(LPG)大手。カセット式ガスボンベ事業で風に強いタイプやガスストーブ等の品揃え拡充。産業用ヘリウム(光ファイバー・半導体生産に使用)事業、スマートフォン向け部材、冷凍野菜等の多角化注力。液化水素製造プラントの増設推進、水素関連投資拡大。LPG・ヘリウム・水素等拡販、利益増に結び付ける計画。 |
PAGE TOP
家康コース |
注目ポイント |
(1928)積水ハウス |
太陽光発電・燃料電池搭載の省エネや防犯機能が優れたスマートハウスの販売好調。消費税引上げ後の受注減少に対応、高齢化で需要増が見込める医療・介護関連施設、15年からの相続増税への節税対策になる賃貸住宅の受注拡大目指す。国内で蓄積した環境技術を将来的に海外展開の方針。 |
(4502)武田薬品工業 |
生活習慣病(高血圧症、肥満症、糖尿病等)、がん等の新薬開発とコスト管理強化。08年抗がん剤に強い米ミレニアム社を88億ドル、11/9末にスイス製薬大手ナイコメッド96億ユーロ、各100%子会社で買収。14/4-6期までに実質無借金へ。次の展開に備え財務健全化推進。新興国等の海外売上高拡大に注力。 |
(5020)JXホールディングス |
総合エネルギー企業として石油・石炭・ガス・電力・水素等展開。在庫評価は期首在庫と期中仕入れ分を加重平均、総平均法採用。13/4-12期は円安・原油高で在庫評価益拡大、石油製品の採算悪化補う。ベンゼン等の石油化学品事業好調。20年をメドに低コストの水素を供給するサービス網構築推進。 |
(8053)住友商事 |
豪州石炭やボリビア銀・亜鉛等の事業は資源価格低迷で苦戦。13/4-12期純利益に占める非資源分野の比率87%、輸送機・建機、環境・インフラ、メディア・生活関連(国内外のTV通販、食料など)等の事業展開。アジアの消費需要取り込み強化。19年度に創立100周年、連結純利益4000億円以上目標。 |
(8306)三菱UFJ.FG |
米ユニオンバンク、タイ・アユタヤ銀行等の有力海外子会社保有。13/12期末連結貸出金に占める海外貸出(海外支店・子会社)比率32.5%(11/3末20.5%)。同期末その他有価証券(時価あり)保有残高75兆5470億円(内国債38兆6996億円)、評価益1兆9523億円(同1058億円)。海外事業拡充目指す。 |
COPYRIGHT © KIMURA SECURITIES CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED.