三英傑シリーズ

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「三英傑シリーズ」

信長コース 注目ポイント
(4901)富士フイルムHD 13/4-12期地域別売上高比率、日本41.3%、米州18.5%、欧州12.0%、アジア他28.2%(内・中国11.0%)。アジア等で事務機事業が好調。医療事業は内視鏡・X線画像診断装置・超音波診断装置の販売が伸びる。医薬品・化粧品事業堅調。カメラ事業は低価格機苦戦、中高級機種「Xシリーズ」は好調。
(5401)新日鐵住金 粗鋼生産量世界2位。自動車向け高張力鋼板は強度に優れ、鉄の使用量減少に寄与、車の軽量化に貢献。耐食性や耐久性に優れた継ぎ目なし鋼管は米国のシェールガス等採掘で多用、資源開発需要は継続的に拡大予想。強みを持つ両高級鋼板拡販、統合効果等でコスト削減。収益力向上に注力。
(8031)三井物産 総合商社大手。資源価格の低迷に対応、13/4-9期でチリ・カセロネス銅鉱山開発の投資評価損141億円計上、いち早く損失処理に動く。14/3期予想純利益は3700億円、前年同期比20.2%増、海外からの配当金、持分法投資利益が増加。エネルギーや化学品、鉄鋼製品、生活産業等の分野が好調に推移。
(8316)三井住友FG 海外収益比率13/3期・30%(10/3期・20%)、アジア・米国を中心に海外ビジネス拡充。M&A等を活用、アジア各国で大企業・中小企業・個人も含めた包括的な商業銀行業務展開。SMBC日興証券とリテール業務を一体化する融合モデル推進。水・資源・環境・新エネルギー・農業・医療の6分野の支援強化へ。
(9984)ソフトバンク 売上高は94/3期の約600億円から14/3期は6兆円以上の見通し。企業買収等の積極的な事業展開で急成長を実現。13/4-12期は携帯電話事業等が好調、連結営業利益9242億円(前年同期比46%増)。買収した米携帯電話大手スプリントの13/10-12期は営業赤字、米事業の立て直し摸索。

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秀吉コース 注目ポイント
(3402)東レ 17/3期営業利益目標1800億円(今期予想1100億円)。米ボーイング旅客機B787等の航空機用途・米シェールガス輸送等使用の圧縮天然ガスタンク向け炭素繊維、機能性繊維需要好調、生産能力増強へ。海水淡水化用等の逆浸透膜世界大手。環境配慮・グリーンイノベーション製品、アジア・新興国で拡販推進。
(6366)千代田化工建設 石油精製・石油化学・天然ガス等のプラントを手掛ける総合エンジニアリング(設計から資材調達、建設を一括請負)大手。液化天然ガス施設(LNGプラント)で強み。昨年、水素を常温・常圧で大量に輸送・貯蔵する等の技術を確立、水素社会の実現に貢献する方針。北米でシェールガス関連の受注獲得に注力。
(6965)浜松ホトニクス 連結売上高の約40%が医療機器関連製品。コンピューター断層撮影装置(CT)、磁気共鳴断層撮影装置(MRI)等向けの光センサー供給。主力の光電子増倍管は光を電気信号に変えて増幅、光の粒を検出する機能を持つ高精度の光検出器。脳を高度に解析する次世代PET診断装置に主要部品供給。
(7203)トヨタ自動車 14/3期予想連結営業利益2兆4000億円(米国会計基準)。14年グループ販売計画1032万台(前年比4%増)。13/3期地域別売上高構成比、日本25%、北米31%、欧州8%、アジア18%、他18%。ハイブリッド車(HV)等のエコカー技術で優位性、プラグインHV拡販推進。15年メド、燃料電池自動車一般販売へ。
(7751)キヤノン 今年2月、上限500億円の自社株買い発表、高配当や高水準の自社株式取得で株主還元策推進。コンパクトカメラの販売低迷、レンズ交換式カメラ拡販注力。カラー複合機等の事務機事業好調。15年に新型露光装置(半導体ウエハーに回路を焼き付ける機能)発売予定。手元資金が豊富、新たな事業展開模索。

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家康コース 注目ポイント
(4502)武田薬品工業 医療用医薬品の販売堅調。生活習慣病(高血圧症、肥満症、糖尿病等)、がん・うつ病等の新薬開発とコスト管理推進。08年抗がん剤に強い米ミレニアム社を88億ドル、11/9末にスイス製薬大手ナイコメッド96億ユーロ、各100%子会社で買収。14/4-6期までに実質無借金の予想。次の展開に備え財務体質強化。
(5020)JXホールディングス 石油・石炭・ガス・電力・水素等の総合エネルギー企業目指す。在庫評価は期首在庫と期中の仕入れ分を加重平均する総平均法採用、13/4-12期は円安・原油高で在庫評価益拡大、石油製品の採算悪化を補う。ベンゼン等の石油化学品事業好調。石化製品・液化天然ガス・銅精鉱等の事業拡大推進。
(6301)コマツ 13/4-12期地域別売上構成比(建設機械・車両、外部顧客向け)、日本20%、北米16%、欧州7%、中南米15%、アジア(除く中国)11%、中国9%、オセアニア9%、アフリカ6%、CIS4%、中近東3%。ゼネラル・エレクトリックと次世代鉱山機械を共同開発する合弁会社設立で契約締結、今年4月より事業開始予定。
(8053)住友商事 19年度に創立100周年、総資産9~10兆円(前期実績7兆8328億円)、連結純利益4000億円以上(同2325億円)を目指す。13/4-9期純利益に占める資源ビジネスの割合13.8%。金属、輸送機・建機、環境・インフラ、メディア・生活関連(国内外でのTV通販、食料等)の各事業展開、非資源分野に強み。
(8306)三菱UFJ.FG 13/12期末連結貸出金残高に占める海外貸出(海外支店・子会社)比率32.5%(11/3末・20.5%)。同期末その他有価証券(時価あり)保有残高75兆5470億円(内国債38兆6996億円)、評価益1兆9523億円(同1058億円)。米カリフォルニア州地盤のユニオンバンクやタイ・アユタヤ銀行等の有力海外子会社保有。

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