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2024年12月版
「三英傑シリーズ」
| 信長コース |
注目ポイント |
| (1860) 戸田建設 |
ゼネコン準大手｡病院や学校など公共施設に特色｡建築分野に実績｡24/4-9月期部門別売上高構成比(調整額除く)建築62.0％､土木20.8％､国内投資開発1.1％､国内グループ会社8.5％､海外グループ会社7.5％､環境･エネルギー0.1％｡手持ち工事順調｡採算改善進む｡スタートアップと共同で風力発電に使用する大型部材の輸送シミュレーションシステム開発｡ |
| (2607) 不二製油 グループ本社 |
油脂大手｡伊藤忠と親密｡大豆たんぱく関連や植物性食品も｡製菓向け強い｡アジア､欧米に拠点｡24/4-9月期事業別売上高構成比(調整額除く)植物性油脂32.7％､業務用チョコレート47.5％､乳化･発酵素材14.3％､大豆加工素材5.5％｡カカオ相場の高騰を受けて代替油脂需要がアジア中心に伸長｡製品価格も改定｡アイス向けチョコレートの国内販売も好調に推移｡ |
| (3626) ＴＩＳ |
情報サービス独立系大手｡24/4-9月期事業別売上高構成(その他､調整額除く)オファリングサービス24.6％､ＢＰＭ7.3％､金融ＩＴ17.5％､産業ＩＴ21.4％､広域ＩＴソリューション29.2％｡クレジットカード等案件は一巡だが､銀行やメーカー向けシステム開発案件が拡大｡医療系スタートアップに出資し､治療用アプリや診察補助のＡＩ開発支援サービスを提供｡ |
| (4543) テルモ |
医療器具大手｡カテーテルや人工心肺などで世界高シェア｡今期売上初の1兆円超えを予想｡24/4-9月期事業別売上収益構成比(調整額除く)心臓血管60.2％､メディカルケアソリューションズ20.5％､血液･細胞テクノロジー19.3％｡北米での心臓血管､血液細胞事業が伸長｡海外製薬企業との開発製造受託事業も順調｡中国･杭州の需要拡大し現地で採血装置を生産｡ |
| (6135) (株)牧野フライス製作所 |
上位工作機械メーカー｡マシニングセンタが柱｡24/4-9月期地域別売上高構成比(消去除く)日本38.4％､アジア31.8％､アメリカ23.9％､ヨーロッパ5.9％｡国内は半導体製造装置向けが回復傾向｡中国は新ＥＶ関連中心に部品加工向けが堅調｡インドは自動車や航空機関連中心に前年比増｡無人生産ラインパッケージ提案を推進｡円安と価格見直し､経費抑制で増益｡ |
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| 秀吉コース |
注目ポイント |
| (3099) (株)三越伊勢丹ホールディングス |
国内百貨店首位｡旗艦店は新宿伊勢丹､日本橋三越など｡24/4-9月期事業別売上高構成比(その他､調整額除く)百貨店88.1％､クレジット･金融･友の会6.6％､不動産5.3％｡インバウンド向けや高額品需要が旺盛｡売上増でも人員の再配置や広告抑制で販管費を抑制｡新宿伊勢丹にオープンしたルイヴィトンの売上増｡クレカやオンライン会員数は延べ700万人超に｡ |
| (3405) (株)クラレ |
高機能性樹脂､人工皮革など独自開発素材の化学大手｡24/1-9月期売上高構成比(その他､調整額除く)ビニルアセテート51.0％､イソプレン9.1％､機能材料24.6％､繊維7.5％､トレーディング7.8％｡ポバール樹脂販売数量増｡シンガポールにエバールの新プラント建設予定｡イソプレンもタイ拠点稼働で数量増｡機能材料は電気･電子､歯科材料､活性炭などが増加｡ |
| (5706) 三井金属 |
非鉄大手｡亜鉛製錬に特色｡電子材料主力｡自動車用部品にも注力｡24/4-9月期事業別売上高構成比(調整額除く)機能材料20.6％､金属37.0％､モビリティ26.8％､その他15.6％｡ MicroThinなど機能材料の主要製品販売増｡インド向けに排ガス浄化触媒が増加｡半導体パッケージ用銅箔の金属価格上昇や円安もプラスに｡生成ＡＩ向け高付加価値電解銅箔増加｡ |
| (6988) 日東電工 |
液晶部材から核酸医薬原薬まで多角的に展開する総合材料メーカー｡24/4-9月期事業別売上収益構成比(その他､調整額除く)インダストリアルテープ33.7％､オプトロニクス54.0％､ヒューマンライフ12.3％｡同地域別構成比､日本19.7％､米州8.5％､欧州8.6％､アジアオセアニア63.2％｡データセンターやスマートフォン向け組み立て向け部材材料の需要が拡大｡ |
| (8316) (株)三井住友フィナンシャルグループ |
国内3大メガバンク｡三井住友銀行､SMBC日興証券､カードなど傘下｡24/4-9月期事業部門別連結業務純益構成比(本社管理等除く)ホールセール33.3％､リテール12.7％､グローバル25.9％､市場28.1％｡内外の預貸金収益増加と資産運用･決済ファイナンスビジネス好調｡国内ホールセールの手数料収入増｡上期の過去最高益更新｡政策保有株圧縮は前倒しで達成｡ |
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| 家康コース |
注目ポイント |
| (5019) 出光興産 |
石油元売り大手｡昭和シェルと経営統合｡石油化学や有機ＥＬも｡24/4-9月期事業別売上高構成比(その他､調整額除く)燃料油82.8％､基礎化学品6.9％､高機能材5.8％､電力･再生可能エネルギー1.5％､資源3.0％｡円安の影響で､国内マージンは改善｡航空機向けもコロナ明けから前年比増加｡農薬のアグロカネショウを完全子会社に｡価格改善で高機能材に注力｡ |
| (5938) (株)ＬＩＸＩＬ |
建材･住設機器最大手｡トステム､ＩＮＡＸ等統合｡24/4-9月期事業別売上収益構成比(調整額除く)ウォーターテクノロジー(水回り､タイル建材)61.1％､ハウジングテクノロジー(金属建材､木質内装建材､住宅･サービス､その他)38.9％｡新商品やサッシなど断熱リフォーム向け補助金効果で増収｡海外も新商品や構造改革で増益予想｡インド､サウジ､ＵＡＥが好調｡ |
| (6113) (株)アマダ |
大手金属加工機械総合メーカー｡板金国内首位｡24/4-9月期部門別販売高構成比､板金74.2％､微細溶接8.2％､切削･研削盤12.4％､プレス4.9％､その他0.4％｡アジアは伸び悩むも北米､欧州は好調｡今期も省人化や環境対応の設備投資増加見込む｡石破首相の重点施策､下請法改正や中小企業生産性向上に使う補助金拡充など､需給改善による設備投資拡大を期待｡ |
| (7282) 豊田合成 |
トヨタ系ゴム製品､合成樹脂メーカー｡エアバッグや内外装部品は海外展開｡24/4-9月期地域別売上収益構成比(調整額除く)日本37.3％､米州35.9％､欧州･アフリカ3.0％､中国8.4％､アジア11.7％､インド3.7％｡インド北部の工場能力増強し９月より稼働｡南部には日系の生産対応でセーフティシステムと内外装製品を生産する新工場を建設､来年１月生産開始予定｡ |
| (9101) 日本郵船 |
総合海運国内首位｡陸運､航空も展開｡24/4-9月期事業別売上高構成比(調整額除く)定期船6.7％､航空運送6.7％､物流29.2％､自動車19.7％､ドライバルク23.5％､エネルギー6.6％､その他7.6％｡スエズ運河回避が続き海運市況高止まりで運賃上昇｡航空運送や物流事業がアジア発､欧米向けに好調｡来年就航予定でＬＮＧ燃料対応の新造客船を投入し2隻体制に｡ |
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