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2024年11月版
「三英傑シリーズ」
信長コース |
注目ポイント |
(2331) ALSOK |
警備サービス大手。金融機関など常駐警備に強み。防災業務、介護事業も。24/4-6月期事業別売上高構成比(調整額除く)セキュリティ72.9%、ファシリティマネジメント12.0%、介護10.0%、海外5.0%。警備需要が法人、個人とも堅調に推移。値上げ効果。インバウンドやイベントが回復。若手社員対象の奨学金代理返還制度を導入。AI利用の機械警備高度化に注力。 |
(3402) 東レ |
合成繊維大手。炭素繊維世界一。医薬、電子材料に多角化。24/4-6月期事業別売上収益構成比(その他除く)繊維38.6%、機能化成品38.1%、炭素繊維複合材料12.3%、環境エンジニアリング9.1%、ライフサイエンス1.9%。フィルムはTV、スマホ向けに伸長。海外の炭素繊維設備、国内人工皮革、フィルムに増産投資。ユニクロと機能性素材「パフテック」を共同開発。 |
(4768) (株)大塚商会 |
情報サービス大手。システム開発、保守、事務用品販売など展開。24/1-6月期事業別売上高構成比(調整額除く)システムインテグレーション66.2%、サービス&サポート33.8%。パソコン更新特需でITシステム構築支援サービス伸長。米マイクロソフトの生成AI「Copilot(コパイロット)」の活用支援に注力。セキュリティ対策や適切な指示文入力などを一括でサポート。 |
(6005) 三浦工業 |
産業小型ボイラー大手。国内高シェア。24/4-6月期事業別売上収益構成比(その他、調整額除く)国内(機器販売34.3%、メンテナンス22.6%)、海外(機器販売29.1%、メンテナンス14.0%)。M&A活用し米社買収で売上高上乗せ。独社を利用して欧州を開拓。海外事業強化し各国のシェア№1を目指す。4月ダイキンと資本業務提携。配当性向から累進配当を意識。 |
(8267) イオン |
総合小売大手。総合スーパー、不動産、金融、専門店など展開。24/3-8月期事業別営業収益構成比(その他、調整額除く)GMS33.4%、SM28.5%、DS3.9%、ヘルス&ウェルネス12.5%、総合金融4.9%、ディベロッパー4.7%、サービス・専門店7.0%、国際5.1%。消費者の節約志向を受けてPBの値下げや増量で拡販。全国の物流効率化推進。船橋に新総菜工場開設。ネットスーパー注力。 |
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秀吉コース |
注目ポイント |
(3405) (株)クラレ |
高機能性樹脂、人工皮革など独自開発素材の化学大手。24/1-6月期売上高構成比(その他、調整額除く)ビニルアセテート50.6%、イソプレン9.1%、機能材料24.9%、繊維7.6%、トレーディング7.8%。ポバール樹脂、フィルム、イソプレンが順調で設備の増強を図る。歯科材料、活性炭も好調推移。汎用品の不識布は来年めどで撤退、高付加価値品の生産を集約の計画。 |
(5233) 太平洋セメント |
セメント最大手。国内シェアトップ。米国、アジアへ展開。24/4-6月期事業別売上高構成比(その他、調整額除く)セメント73.8%、資源10.8%、環境7.7%、建材・建築土木7.7%。国内外で値上げが浸透。輸出が好調なうえフィリピン新生産ラインが稼働し、年300万トンの生産規模でインフラ整備などの需要を取り込み。25年4月セメント価格を再度値上げ予定。自社株買いを実施。 |
(7751) キヤノン |
カメラ、複合機最大手。プリンター、半導体装置も展開。24/1-9月期事業別売上高構成比(その他及び全社、消去除く)プリンティング58.6%、メディカル12.9%、イメージング21.0%、インダストリアル7.5%。同地域別売上高構成比、国内21.4%、米州31.9%、欧州26.0%、アジア・オセアニア20.7%。半導体露光装置やデジカメの販売好調。新型レーザープリンターを発売。半導体の次世代製造装置を初出荷。 |
(8316) (株)三井住友フィナンシャルグループ |
国内3大メガバンク。三井住友銀行、SMBC日興証券、カードなど傘下。24/4-6月期事業部門別連結業務純益構成比(本社管理等除く)ホールセール31.5%、リテール12.1%、グローバル30.0%、市場26.3%。中期計画が進捗し、国内ホールセール、リテールが増益を牽引。3月のマイナス金利解除と7月利上げで約700億円の資金利益。アプリでマネーフォワードと提携。 |
(8766) 東京海上ホールディングス |
国内損保首位。傘下に東京海上日動ほか、生保子会社。海外でM&Aも。24/4-6月期事業別経常利益構成比(調整額除く)国内損害42.4%、国内生命6.5%、海外49.9%、金融その他1.2%。自動車や火災保険の料率引き上げで収支が改善。金利上昇や資産運用残高増加で金利収入や円安収益も改善模様。政策保有株売却による株主への還元強化を期待。生保に注力。 |
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家康コース |
注目ポイント |
(1605) (株)INPEX |
原油・ガス開発の国内最大手。国際石油開発と帝国石油が統合。24/1-6月期事業別売上収益構成比(調整額除く)国内O&G9.1%、海外O&G(イクシスプロジェクト18.8%、その他プロジェクト70.3%)、その他1.8%。同商品別構成、原油74.9%、天然ガス23.6%、その他1.5%。原油価格と円安が利益押し上げ。太陽電池ベンチャーに出資。中部電と豪でCO2貯留検討へ。 |
(6113) (株)アマダ |
大手金属加工機械総合メーカー。板金国内首位。24/4-6月期部門別販売高構成比、板金72.6%、微細溶接9.1%、切削研削盤13.4%、プレス4.5%、その他0.4%。海外シェア拡大注力。車載モーターやバッテリー向けレーザー溶接機器が堅調。現場と生産管理の間を連携するソフト販売に注力しアフターケアを強化。伊勢原工場を拡張し周辺機器の生産能力引き上げ。 |
(7282) 豊田合成 |
トヨタ系ゴム製品、合成樹脂メーカー。エアバッグや内外装部品は海外にも。24/4-9月期地域別売上収益構成比(調整額除く)日本37.3%、米州35.9%、欧州・アフリカ3.0%、中国8.4%、アジア11.7%、インド3.7%。円安と合理化努力で4-6月期では過去最高益。光出力トップクラスの除菌用UV-C(深紫外線)LED開発、サンプル出荷へ。マイクロ波給電製品の実証実験を開始。 |
(8002) 丸紅 |
芙蓉系総合商社。食料特色。24/4-6月期事業別収益構成(その他除く)ライフスタイル2.4%、フォレストプロダクツ3.0%、情報ソリューション4.5%、食料第一11.0%、第二12.5%、アグリ29.3%、化学品7.7%、金属6.2%、エネルギー8.4%、電力4.9%、インフラプロ0.4%、航空・船舶1.9%、金融・リース・不動産0.5%、建機・産機・モビリティ7.0%、次世代0.3%。米でCO2貯留事業実施。 |
(9101) 日本郵船 |
総合海運国内首位。陸上、航空も展開。24/4-6月期事業別売上高構成比(調整額除く)定期船6.5%、航空運送6.8%、物流27.7%、自動車20.3%、ドライバルク23.9%、エネルギー6.8%、その他8.0%。自動車船の輸送需要が強含みに推移。スエズ運河回避のため船腹需給高止まりで運賃が上昇。日本貨物航空の売却時期を延期。世界初の商用アンモニア燃料船を竣工へ。 |
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