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キムラレポート (2014年6月版)
2014年3月期
資本金(単独) |
45,049百万円 |
株主資本比率 |
38.6% |
従業員数(単独) |
87,990人 |
連結事業構成 |
【連結事業】エンジン10、ドライブトレイン44、ブレーキ・シャシー21、ボディ17、情報関連他5、住生活関連機器他2【海外】42(2013.3) |
株式上場 |
東証1部,名証1部 |
売買単位 |
株価 |
一株益(連) |
PER(連) |
一株純資産 |
PBR(連) |
一株配当 |
配当利回 |
(株) |
5/30終値 |
15/3期(予) |
予想 |
(連)14/3期 |
実績 |
15/3期(予) |
予想 |
100 |
3,695 |
308.4 |
12.0 |
3,543 |
1.04 |
95.0 |
2.57% |
※1株益は15/3期予想、1株純資産は14/3期実績、1株配当金は15/3期予想、各数値は円単位。各表示未満は4捨5入。 (連)・連結決算、(予)・予想の略
1株純利益(赤字・未発表非表示)、1株配当金(通期配当金額、未発表非表示)は14年5月30日時点の会社予想
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展望
- 高技術の製品群をグローバル展開
- トヨタ自動車系列の自動車部品メーカー。オートマチックトランスミッションは専門メーカーとして世界トップクラスのシェアを継続しており、カーナビゲーションシステムなど多様な分野で強い競争力を持つ高収益企業だ。2014年3月期の連結売上高の事業別構成比は自動車部品96.1%(内訳、エンジン関連10.1%、ドライブトレイン関連42.6%、ブレーキ及びシャシー関連20.7%、ボディ関連17.5%、情報関連他5.2%)、住生活関連機器1.7%、その他2.2%。
同期の得意先別売上高構成比率はトヨタグループ64.4%、トヨタグループ外自動車部品関連31.7%(内訳、フォルクスワーゲン&アウディ9.7%、三菱自動車1.9%、スズキ1.8%、日産自動車1.6%、PSA1.6%、ボルボ1.5%、ホンダ1.4%など)、住生活&その他3.9%。同期の所在地別売上高構成比率(カッコ内は消去前の営業利益の比率)は、日本63.5%(80.0%)、北米14.5%(3.5%)、欧州7.8%(1.6%)、アジア他14.2%(14.9%)。国内外の有力な自動車メーカーに自動車部品などを納入、グローバル展開を推進している。
事業別の主な製品群は以下の通りだ。エンジン関連、ウォーターポンプ、オイルポンプ、ピストンなど。ドライブトレイン関連、オートマチックトランスミッション、マニュアルトランスミッション、CVT(無段変速機)、ハイブリッドトランスミッションなど。ブレーキ及びシャシー関連、ブレーキブースター&マスターシリンダー、ディスクブレーキ、アンチロックブレーキシステム、ESC(横滑り防止装置)など。ボディ関連、ドアロック、パワースライドドアシステム、パワーバックドアシステム、サンルーフ、ドアフレームなど。情報関連他、カーナビゲーションシステム、駐車アシストシステム、インテリジェントパーキングアシストなど。住生活関連機器その他、ベッド・寝装品、ミシン、シャワートイレ、ガスヒートポンプエアコンなど。
高技術の製品群をグローバル展開する同社の成長性に注目したい。
(北川 彰男)
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