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2015年2月版
「三英傑シリーズ」
信長コース |
注目ポイント |
(1812)鹿島 |
北米や国内でプリンターの販売が好調。アジア地域で工業用ミシンや工作機械の受注も伸びる。東京オリンピック、リニア中央新幹線建設のビックプロジェクトが追い風。自然災害に対応した公共事業は堅調に推移する見通し。都市再開発進展、円安定着で製造業が国内回帰の動きなど民間投資も増加の予想。受注環境良好で手持ち工事の採算改善、利益率回復へ。北米・東南アジア等の海外事業好調。 |
(5108)ブリヂストン |
原油や天然ゴムの原材料価格下落、円安、米国自動車需要の堅調等、15/12期業績は好調の見通し。大型建機用タイヤ等の高付加価値製品で優位性。14/1~9期地域別売上構成比、国内17.6%、米州47.8%、欧州12.4%、他22.2%。タイヤ交換等のアフターサービス分野強化。燃費性能の高いタイヤの開発推進。 |
(6444)サンデン |
14/4~9期連結売上高事業別構成比、自動車機器62.3%(カーエアコン・コンプレッサー世界大手、15/3期予想販売台数1640万台・前期比5%増、アジア・米州、両地区堅調)、流通システム33.9%(自動販売機・コンビニエンスストア等向け冷凍・冷蔵ショーケース開発・生産・販売)、その他3.8%(ヒートポンプ式給湯器、温水暖房器等)。 |
(8604)野村ホールディングス |
14/11末営業部門顧客資産残高104.6兆円(14/3末・91.7兆円、12/3末・72.0兆円)。顧客の資産管理を重視するコンサルティング型営業を推進、預かり資産残高重視。相続や不動産への対応強化。昨年6月、タイ・リテール向け証券会社を連結子会社化。富裕層・中間層などアジア市場で個人向け事業拡充へ。 |
(9104)商船三井 |
世界最大級総合海運企業。15/3期予想経常利益(410億円)事業別構成比(消去等除く)、不定期専用船(鉄鉱石・石炭・穀物等運ぶバラ積船、油送・LNG船、自動車船)121.8%、コンテナ船-69.2%、フェリー・内航11.5%、関連(不動産、客船等)25.6%等。LNG船拡大予想。17/3期経常益1000億円目標。 |
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秀吉コース |
注目ポイント |
(3086)J.フロントリテイリング |
傘下の大丸松坂屋百貨店で百貨店事業、パルコでショッピングセンター事業等を展開。14年訪日外国人旅行者数1341.4万人(13年・1036.4万人)、旅行消費額・約2兆円(買い物代・宿泊費、飲食費等)、1人当たり約15.1万円。15年・同1500万人以上の予想。東京などで宝飾品等の高額商品の販売好調。 |
(4188)三菱ケミカルHD |
傘下に出資比率100%・三菱化学(基礎化学、機能化学品等)・三菱樹脂(合成樹脂等)・三菱レイヨン(化成品、炭素繊維、水処理等)、同56.3%・田辺三菱製薬(医薬品)等保有。14/11、産業ガス大手、大陽日酸連結子会社化。タッチパネル用フィルム等、樹脂加工品好調。炭素繊維は自動車・宇宙・海底探査等で拡販。 |
(4452)花王 |
国内外で洗剤、紙おむつ、生理用品等の販売が好調に推移。中国・東南アジア等の海外部門の売上高が順調に伸びる。今年3月までに日用品・化粧品で前年同期比約2倍の新製品を発売する予定。14/6期外国人持株比率49.4%。14/12期で25期連続増配予想。アジア需要取込み持続的成長目指す。 |
(5802)住友電気工業 |
14/3期売上高52.6%が自動車関連事業、主力のワイヤーハーネス(自動車等の機器搭載、電子部品・電装品を電気的に接続、相互の情報・電力の伝送中継の役割)の販売好調。同製品は銅線使用、銅価格下落で原料安メリットも。16/秋頃、タイでアルミニウム電線(銅電線重量の約50%)の生産能力現状比5倍の計画。 |
(8113)ユニ・チャーム |
14/4~9期連結営業利益構成比、パーソナルケア(ベビーケア・フェミニンケア・ヘルスケア・クリーン&フレッシュ関連商品)94.7%、ペットケア5.0%等。中国・東南アジア等の海外で中間所得層拡大、乳幼児用紙おむつ販売好調。高機能おむつの販売も伸長。世界的に高齢化進展の見通し、大人用紙おむつの国内外での拡販注力。 |
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家康コース |
注目ポイント |
(4568)第一三共 |
14/4~9期、国内医薬はジェネリック医薬品拡大等で前年同期比減収、グループ企業米国ルイトポルド社の貧血治療剤好調、ASCA(アジア・中南米地域)事業が中国・ブラジル等で伸長、売上収益は同増収確保。抗潰瘍剤ネキシウム、高血圧症治療剤オルメテック、アルツハイマー型認知症治療剤メマリー等の主力製品の取組み強化。 |
(7201)日産自動車 |
14/4~9期グローバル販売台数(カッコ内、同社調べマーケットシェア)258.1万台(6.0%)。主な国・地域別、日本29.1万台(11.8%)、中国(1~6月)62万台(5.6%)、米国70.8万台(8.2%)、カナダ6.6万台(6.2%)、メキシコ13.8万台(25.6%)、欧州(ロシア除く)26.1万台(3.5%)、ロシア7.3万台(6.2%)等。電気自動車で優位性。 |
(7912)大日本印刷 |
半導体製品用フォトマスク(半導体集積回路パターンの原板)、スマートフォンやタブレット向け中小型カラーフィルターの販売が堅調。食品や日用品に使用の包装材伸長。商業印刷は低水準続く。今年1月、タッチパネル表面に使用の新電極フィルムの量産体制確立発表、電気配線材料に銅使用、タッチ操作の精度向上等で優位性。 |
(8002)丸紅 |
14/4~9期純利益構成比(消去等除く)、食料29.0%、エネルギー15.2%、輸送機9.4%、電力・インフラ13.7%、情報・金融・不動産10.7%、海外支店・現地法人15.5%等。原油・銅等の資源安、13/7買収の米穀物事業の計画未達に対応、15/3期に1600億円減損損失計上。海外投資戦略早期立て直し注力。 |
(8306)三菱UFJ.FG |
タイ・アユタヤ銀行(同国5位の銀行)、米国部門好調。国内は貸出金利低下で苦戦。アジア等で個人取引の拡充を推進する方針。14/9末、貸出金に占める海外貸出(海外支店・子会社)比率34.7%(11/3末20.5%)。同月末その他有価証券の評価益2兆7516億円(国内株式2兆907億円、国債1898億円等)。 |
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